私は、名古屋在住の元英語教師です。母親も英語教師で、幼い時から、英語を学習する環境には恵まれてきました。

今までに、様々な場所で、英語を教えてきました。多くの国公立~私立の医学部に合格させてきました。

様々な場所で私が学んだことを、簡潔に記してみます。

 

〇中高一貫校→高校から、いくら頑張っても、英語が得意になることはない。

〇プロ家庭教師(医学部専門)→高望みしている生徒で、英語が得意でない生徒ほど、中学英語に問題あり

〇アメリカ大学院→ニューヨーク大学院のスピーチコミュニケーション学科にて、oral interpretation / public speaking/ academic writing methodを中心に学ぶ。ほぼオールAの成績で卒業。

〇私立大学講師→簡単な英作文をミスする生徒が成績上位者にいる。〇医学部専門予備校→集団授業では、成績が上がらない。大手予備校は、レベル別に分けて上位の生徒がダメ出しをする&モチベーションを高める意義はあるが、苦手を得意にすることはできない。

得た結論は、「中学の英語が定着しているかどうかが、英語の合否を決定する」です。数学は高校に入ってからも、取り返しがつきますが、英語は無理です。中学の英語が定着していないと、正確に英語を読んだ吏、書いたりすることはできないのです。

 

現在の入試の英語問題は、読ませる英文の量が増え、長文を読む中で、文法能力を試す方向にシフトしています。入試問題を解く中で、「どう中学英語が活かされえるのか」はまた、考えていきたいと思います。